2024/02/21
「仕事で会社に損害を出してしまい、違約金を払うように言われた」
「退職を伝えた途端、教育代が無駄になったから違約金を払えと言われた」と悩んでいませんか。
今回は、会社から違約金を請求された場合について解説します。
<労働者は雇用者に違約金を払う必要はない>
労働者が雇用者に対して迷惑をかけたり、退職したりしても違約金を払う必要はありません。
雇用者が勝手に賃金から違約金を引くことは許されていないので、覚えておきましょう。(労働基準法第16条)
<雇用者が労働者に違約金を支払わせた場合の罰則>
雇用者が労働者に違約金を支払わせた場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金刑が科されます。(労働基準法第119条)
違約金を請求されたら、素直に支払わず近くの公的機関に相談しましょう。