2023/09/18
「残業が多くて困っているが、会社に言い出せない。」
「年間休日も少なく、休日出勤しているが、勤務時間に上限ってないのかな。」と考えたことはありませんか。他の会社と比べて勤務時間が多いと、不満もたまるし、会社が悪いと感じますよね。
今回は勤務時間の上限は決まっているのかを解説します。
【原則は1週間40時間】
勤務時間は原則、1週間40時間、1日8時間と決まっています。（労働基準法第32条）
そのため、もともとのシフトが8時間を超えており、残業時間が支払われていないのであれば、会社を疑っても良いでしょう。
【1ヶ月を平均して1週40時間にする制度がある】
一定の条件を満たすと、1ヶ月の勤務時間を平均して1週40時間にする制度（1ヶ月単位の変形労働制）があります。この場合、繁忙期に12時間働き、他の日が4時間勤務と調整されているのであれば、問題ありません。
また、1年の労働時間を平均して1週40時間にする制度もあります。
勤務時間は原則1週間40時間です。明らかに長い勤務時間で働いており、残業代も払われないのであれば、公的機関に相談することをオススメします。